子ども3人ならなんと“1000万円”超え!意外と多い?少ない?
例えば、0歳から高校生年代まで児童手当を満額受給すると、1人目、2人目の子どもでそれぞれ約234万円、3人目以降なら約648万円もの額を受給できる。
つまり、子ども2人で満額受給なら合計で約468万円、子ども3人なら合計で約1,116万円と、1,000万円の大台を超える。
子どもの進路や習い事の有無などの家庭環境によっても大きく異なるが、子ども1人あたり2,000万円程度かかる場合があることに加え、金融庁の金融審議会市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」では、老後20年なら約1,300万円、老後30年なら約2,000万円の取り崩しが必要になる場合があると試算している。
様々なものの値段が上がり物価上昇が進む現在の日本では、子ども3人で児童手当が合計1,000万円超えだとしても、子どもを育て、さらに老後資金まで準備するのにかかる費用としては、少々心もとない面があるのは確かだろう。