教員の働き方問題に詳しい名古屋大学の内田良教授は「教員の負担軽減には、給特法の見直しだけでなく、外部の協力が不可欠」だとします。

【名古屋大学 内田良教授】
「学校の教員以外の関係者に、学校のさまざまな施設の整備や授業の補助などへの関わりをしてもらうということが可能かなって思います。長時間労働が子供に不利益を生じさせているということ、子供のためにこそ長時間労働問題をしっかりと考えなければいけない」

子供の成長のために使命を全うしようと奮闘する教員を支える仕組みを、社会全体で考えなければなりません。