介護のプロや制度があっても、最後の最後に人を救うのは「人の手」です。
28年間で義父、夫、そして両親の4人を在宅で介護した金子裕美子さん(73)。 1989年から8年に及ぶ義父の介護を経て、ようやく心が通じ合い看取った直後、今度は夫の介護が待っていました。
さらに数年前、新型コロナウイルス禍の中で夫と実母の介護に奔走した金子さん。そこで彼女を襲ったのは、自身の感染による「命の危機」でした。
限界まで追い詰められた彼女が見た、絶望と希望の光とは―
(前編:「私は義父が大嫌いでした」“深夜徘徊”に追い詰められた73歳女性 「嫌がらせじゃなかった」と気づいた意外な理由 から続く)










