新潟県が18日に発表した『感染症情報』によりますと、新型コロナウイルスの新規感染者数は、5類移行前と比べて若干増えていることがわかりました。
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が“5類”に変更されてから、初めての発表になります。
それによりますと、新潟県内の『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)』の1医療機関あたりの患者数は「4.30人」だったということです。
新型コロナウイルス新規感染者数について、5月7日までは“全数把握”でしたが、5類移行後はあらかじめ指定された84の医療機関からの報告に基づく“定点把握”となります。
新潟県では比較用の参考値として、前の週の1医療機関あたりの患者数を「3.31人」と算出しており、患者数が増えた要因について県では、ゴールデンウィークで人出が多くなったためと見ています。
また、入院者数や病床使用率は横ばいで推移しているほか、重症者数は5月10日以降は0人、中等症者数は1日あたり10人前後で推移しています。
『感染者情報』は、感染症法に基づき毎週木曜日に発表されるもので、18日の発表には8~14日の報告数が反映されています。
『感染症法』では、日本国内で発生した「感染症」について、“病原体”の感染力の強さや感染経路などによって幾つかの「類型」に分けられています。