新型コロナウイルスの感染拡大の影響で減少傾向が続いている献血。
こうした中で新潟市南区の石油暖房機器メーカー「ダイニチ工業」は、毎年5月の連休明けに献血バスを派遣してもらい、社員が献血に協力しています。

【記者リポート】
「献血バスの中では消毒と換気がなされています。季節性インフルエンザの流行の懸念もある中、感染対策は万全です」

【献血した社員】
「献血はあまり自分からは行かないので、会社で来てくれれば自分の体と向き合うきっかけにもなりますし、皆さんのためにもなるかな」
「献血が足りないっていう報道を見ていますので、少しでも輸血が必要な方に届けばいいなと思って」

『新潟県赤十字血液センター』によりますと、新型コロナウイルス禍の影響で、企業などへの献血バスの派遣は減っていたということで、これまで商業施設や公共施設へバスを派遣し、献血への協力呼び掛けを増やして血液量を確保してきましたが、5月は協力が伸び悩んでいるということです。

【新潟県赤十字血液センター献血推進課 野上修さん】
「ゴールデンウィークが終わり、皆さん日常に戻っていくと思うんですけど、献血も減少の傾向にありますので、ぜひ空いた時間を使って献血ルームなどにお越しいただければと思います」