新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年、協議会は社会的に孤立したり、経済的に追い込まれたりしたひとり親家庭などを救うため、その食を支える「子どもの未来応援プロジェクト」をスタート。

当初、3500世帯だった登録家庭の数は右肩上がりに増え、2024年度には1万世帯を越えました。

「栄養バランスよりも腹が膨れるものを重視する」
「削れるところばかり考え、出かける予定も考えられない」
「食費も上がり、ガソリンも上がる。生活が回らなくなったら、死ぬしかないとまで思っている」

フードバンクに寄せられる声は、日に日に切迫感を増しています。
そして深刻な物価高は、フードバンクの運営にも影を落としているのです。