セダンタイプの車とSUVタイプの車を使ったJAFの実験では、水深60cmまで冠水した道路を走行した場合、セダンタイプは時速10kmのスピードで停止。
SUVタイプは時速10kmでは走行できたものの、時速30kmで走った時には停止してしまいました。

【JAF新潟支部 菅宮弓里江さん】
「浅いだろうと思って入ってしまって、結果的に予想以上に深く、エンジンが止まってしまうことも十分にあります」

特に注意が必要なのは、橋の下のアンダーパスのような、冠水の恐れがある道路。
新潟県のまとめでは、冠水が想定される場所は県内に544か所あって、そのうち154か所では1mを超える浸水が想定されています。

【記者リポート】
「冠水の危険があるアンダーパスの前には注意を呼びかける看板が、路面には危険を知らせるペイントがあります」

普段からアンダーパスを通る人は、迂回路などを把握しておくのがポイントです。