地域住民の寿命を伸ばそうという思いで、新潟市北区にオープンした図書館施設『なかまちBase』は、看護師や臨床工学技士などの医療従事者が運営しています。

【街のチーム医療ぱれいど 小林利道代表】
「健康寿命を伸ばすためには“フレイル”を予防しなければいけない」
『フレイル』とは、加齢とともに心身の活力が低下して“健康と要介護の中間”になった状態をいいます。そのまま放っておくと要介護につながる危険が高まる状態ですが、早めに気づいて適切な取り組みを行うことで活力低下の進行を防ぎ『健康寿命』を延ばすことができます。
フレイルには大きく分けて3種類ある
(1)身体的フレイル
身体的な衰え
(2)精神・心理的フレイル
定年退職や、パートナーを失ったりすることで引き起こされる
(3)社会的フレイル
社会とのつながりが希薄化することで生じる

この3つを予防するには『運動・食事・交流』が効果的と言われています。