新潟県妙高市の妙高山では初冠雪が観測されました。早くも冬の訪れです。
また、長岡市では道路の冬支度も始まりました。

こちらは28日の朝に撮影された妙高山の写真です。

山肌がうっすらと白い雪に覆われているのがわかります。

妙高高原ビジターセンターによりますと、初冠雪は例年10月20日前後で、今年はやや遅れての観測だということです。

ふもとのいもり池周辺では木々が色づき始め、訪れた人たちは冬の気配を感じながら紅葉を楽しんでいました。

【妙高高原ビジターセンター 菅野由起子さん】
「きのうから急に気温もぐっと冷え込んで、(センターに)来るお客様も『寒いわ』と言いながら入ってこられるので、ここに来て冷え込みが来たかなと」

こうした中、長岡市では除雪出動式が開かれました。

【長岡市立十日町小学校の3年生】
「皆さんが朝まだ暗く寒い中、除雪をしてくださっているおかげで、僕たちは安全に登下校することができます。安全とお体に気を付けて今年も作業なさってください」

長岡国道事務所は、中越地方を通る3つの国道およそ220キロを管轄していて、この冬は149台の除雪機械を使って作業に当たるということです。

【国土交通省 長岡国道事務所 松川武彦 所長】
「ドライバー、歩行者の皆さんが安全に通行、あるいは歩行できるように取り組んでいきたい」

近づく冬の足音。
長岡国道事務所は市民に対し、早めの冬タイヤ装着など、雪への備えを呼び掛けています。