宮下新知事が就任前から宣言してきたのが発信力の強化です。29日午後行われた就任会見では、新たなスタイルで臨みました。会見で強調したのは青森新時代の実現に向けて県民へ協力の呼びかけです。
※市川麻耶キャスター
「まもなくこちらの会場で就任記者会見が行われます。特徴的なのがこの演台です。これまでの知事は座って記者会見をしていましたが、宮下新知事はこの場に立って会見に臨みます」

慣例にとらわれず、自身のスタイルを貫くとする宮下新知事。開催方法を変更した就任会見で口にしたのは、大改革すると宣言した県庁の職員たちへの配慮の言葉でした。
※宮下知事
「なんとなくきょう感じているのは自分より職員の皆さんの方が緊張しているように感じていて、ひとりの新しい職員が来たというつもりで仲間として受け入れてほしい。職員と対話をしながら、ひとりひとりが抱える課題をぶつけ合える環境ができれば良い政策ができると思う」

宮下新知事が強調していたのは青森新時代の実現には県職員との対話、そして、なにより県民の理解が必要だということでした。
※宮下知事
「県庁の職員としっかりと手を携えて次々と改革を打ち出していきたいと思っています。私たちひとりひとりが青森県政について考え始めたときに青森新時代がそれぞれが迎えることになる。その扉が開かれる音が聞こえてくる」


宮下新知事はこれまで月1回とされていた記者会見もその頻度を増やすことも検討しながら「青森新時代」に向けた取り組みをきめ細やかに発信するとしています。