青森県「津軽」と「三八上北」で『警報級の大雪』となる恐れがあります。
4日夜までの降雪量は平地でも最大で40cmと予想されていて、交通障害などに注意・警戒が必要です。

午後3時半ごろのむつ市。降りはじめた雪で今シーズン初めて積雪を観測しました。

小泉基 記者
「むつ市では湿った雪が降り続いていて、歩道にもうっすらと積もっています」

視界が悪くなり、車はライトを点けて走行しています。

このあと県内は冬型の気圧配置が強まり、まとまった雪が降る見込みです。

『警報級の大雪』となる恐れがある「津軽」と「三八上北」では、4日午後6時までの24時間に降る雪の量が多い所で山沿いが70cm、平地で40cmとなっています。また、下北も山沿いで50cmで、平地が30cmと予想されています。

雪の影響で交通機関に影響が出ています。

午後6時現在で青森空港発着の日本航空2便と全日空2便が欠航。JRも五能線で4日、列車に遅れや運休が発生する可能性があるとしています。

津軽と三八上北では、4日夕方にかけて大雪による交通障害や屋根からの落雪に注意・警戒が必要です。

さらに津軽では、4日にかけて陸上で15m、海上で20mの最大風速が予想されていて、「警報級の風」となる恐れもあり、気象台は強風への備えも呼び掛けています。