青森県の津軽平野を走る“冬の風物詩”「ストーブ列車」の運行が、12月1日から始まりました。県内外の多くの観光客が、ダルマストーブの温かさを感じながら昔懐かしいノスタルジックな旅を楽しみました。
津軽五所川原駅で行われた一番列車出発セレモニーでは、津軽三味線の演奏で華が添えられたあと、関係者がテープカットをしてストーブ列車の運行開始を祝いました。
1日から運行を始めた津軽鉄道の「ストーブ列車」。
この日を待ちわびた県内外のファンが訪れ、満員状態となりました。
お目当ては、客車内に設置された2台の「ダルマストーブ」です。
石炭を燃料にしたストーブの上では、早速スルメが焼かれて車内に香ばしい香りが漂います。
乗客たちは初冬の津軽平野を楽しみながらスルメをかじり、昔懐かしいノスタルジックな旅を楽しんでいました。
一番列車の乗客
「昭和の車両が歴史を感じ、すごく楽しい」
「雪がないのが少々残念だが、いつものストーブ列車という感じで。スルメと酒をいただきながら、最高な気分。津軽の魅力が凝縮されている感じがして好きです」
ストーブ列車の乗車には、運賃に加え列車券1000円が必要となります。
“冬の風物詩”ストーブ列車は、津軽五所川原駅と津軽中里駅20.7kmを結び、2026年3月末まで毎日運行します。












