Q.県庁にきょう半日ぐらい公務としていらっしゃって、まだわからないところもたくさんあるかと思うんですけれども、外から見てた県庁の雰囲気と、中から見た県庁の雰囲気っていうのはどのようにお感じになった?

「そんなに何ていうか、イメージ論に何か意味があるかどうかっていうのを私もちょっと理解できませんが、非常にですね、自然体で半日間過ごしています。これは秘書課を初めですね、職員の皆さんが温かく受け入れてくれたからだというふうに思っていますし、こうした環境に甘んじることなくですね、職員とも対応を重ねて
良い政策を作って、信頼される、より信頼される県庁を目指していきたいと考えています。」


Q.選挙中にもおっしゃっていた緊急課題の中で、陸上風力のゾーニング条例などというのも挙げられていたかと思いますけれども、そこについてのスケジュール感と、技能実習生が県内でもコロナで一旦減ったりはしましたけれども、増えてきている現状で外国人の暮らしやすい青森県というのについて何か思うところはあるでしょうか?

「陸上風力というかまずは八甲田風力についての白紙撤回を求めていくというスタンスそのものはもちろん変わりはございません。スケジュール感ということについては、現状、関係市町村ともありますので、そうしたところと、この後どのように進めていくかということについて、協議を進めていきたいというふうに思います。条例とかですね、そういった話については、まずは白紙撤回っていうところの後に、考えていくことかなというふうに思っていますので。可能性、どういう条例になるのかあるいはまた違う形になるのかということについてはですね、よくこれから協議を進めていきたいと検討を進めていきたいと考えております。
技能実習生の話もこれは非常にですね、各地でそういう声を聞いています。人口が減って労働力が不足してこれを技能実習生が補うような形になっているという現実があるということを全県各地で聞いています。働きやすい環境を作ることは当然求められることですが、まずですね、外国人も当然大事ですが、青森県民の皆様の暮らしやすい環境をつくるということに集中させていただきたいというふうに思っていますので、その県内の事業のために、そうした環境整えていくのはもう少しちょっと時間待っていただきたいなというふうに思います。」


最後に知事から一言

「改めてこの場に立たせていただいていることに、全ての県民の皆様に心から感謝を申し上げたいと思いますありがとうございます。県庁のトップがですね、120万人のリーダーのように振る舞うということについても、本当にこれがそういう県だというか、そういう日本だということなのかもしれませんけれども、情熱のなすが故のものだというふうにご理解いただきたいと思います。
これから県庁の職員とですね、しっかりと手を携えて、次々と本当に改革を打ち出していきたいというふうに思っています。これまで手が差し伸べられなかった分野や光が当てられなかったそうした地域にも、そういうところこそですね、むしろ大切にしていきたいと思いますし、一方で改革や変化には時間がかかるという場面もあるかもしれません。そうしたところについては少しご理解をいただきたいというふうに思っています。それ以上に本当にですね、新しい青森県政が何をしてくれるのかということを、考えるということももちろん大事なんですが、それだけではなくて私達1人1人の県民が新しい青森県政、青森新時代に何ができるのかということを考えていきたいなと、考えていっていただきたいなというふうに思います。
そうすることによって、本当の意味での改革が進みますし、改革のスピードが倍速、3倍速で進んでいくんだというふうに思います。私達1人1人が、青森県政について考え始めたときに、このときにこそ、青森新時代がそれぞれが迎えることになる、その扉が開かれる音が聞こえてくるというふうに私は考えています。皆様どうぞ青森県の新知事・宮下宗一郎をよろしくお願い申し上げます。私からは以上です。ありがとうございます。」