青森県黒石市の秋の恒例行事「黒石こみせまつり」が14日に開幕し、会場は賑わいを見せました。

「こみせ通り」や「黒石神明宮」で、毎年この時期に行われる「黒石こみせまつり」は2025年で40回目を迎えました。

2024年から神明宮では夜のイベントも開かれ、14日は子どもたちのダンスや囃子の演奏などで訪れた人たちを楽しませました。

まつりの中で、特に注目を集めたのは「狐の嫁入り行列」です。

県内の着物好きが集まった団体「和樂あおもり着物で遊び隊」が着物の魅力を伝えようと企画し、4年前から行われています。

30人余が着物に狐のお面姿で参道を練り歩き、訪れた市民や観光客は写真を撮るなどして見入っていました。

訪れた人は
「めったに見れないものですので、すごく良かったと思います。(このまつりを)誇りに思います」

「黒石もにぎやかでいいと思います。こういうまつりがあれば」

また、初日は日本三大流し踊りの一つ「黒石よされ」も行われ、会場は盛り上がりを見せました。

秋の訪れを告げる「黒石こみせまつり」は、15日午後3時まで開催されます。