青森県つがる市の牛舎で起きた作業事故で、死亡した男性は、重さ400~500kgの牛に踏まれた可能性があることが分かりました。
2日午前9時半過ぎ、つがる市富萢町にある牧場の牛舎で、畜産業手伝いの工藤高志さん(66)が、顔から血を流して倒れているのを牧場の関係者が発見しました。
工藤さんは、駆け付けた救急隊に「牛に頭突きされた」と説明し、病院へ運ばれている間に意識を失って、その後、死亡しました。
警察によりますと、工藤さんは重さ400~500kgの牛が14頭いる区画で、1人で牛の健康状態の確認作業をしていて、現場の状況などから、牛に踏まれた可能性があるということです。
警察は、事故が起きた原因や経緯を調べています。