弁当・おにぎり・焼きそば・団子を買って1000円以下!母娘の愛情弁当
早朝から客足が絶えないお弁当屋さん。はじめに紹介するのは、青森市郊外にある人気店です。

河村庸市アナウンサー
「青森市幸畑(こうばた)にやってきました。この通りが青森市と十和田市を結ぶ県道40号(青森田代十和田線)です。この辺りに何やら大人気のお弁当屋さんがあるということなんですが、あっ!ありましたね。お弁当380円!?」

八甲田山雪中行軍遭難資料館から十和田方面に歩くこと約2分。創業18年の「かん福(ふく)」があります。

店主の小泉映子さんと娘の玉熊祥子さん、それにスタッフの合わせて3人で切り盛りしています。

お客さん
「すごくおいしくて、あとは安くて、子どもたちも大好きです」
「出来立てで温かくて、栄養もあっておいしいよ」
「朝早くやってる。そして、おいしい」


河村アナも店内に入ってみると、カウンターにはさまざまな弁当が並んでいました。

河村庸市アナウンサー
「いろんな種類があるんですね。魚から肉、揚げ物もある。開店するのは何時なんでしょうか?」
店主 小泉映子さん
「6時頃ですね。6時きっかりじゃなくてね。(調理は)朝3時半ぐらいからかな。仕事に行く人は朝早いから、それに合わせて開店すると立ち寄ってくれるし、お昼ご飯を朝に買って食べる人もいます」

どれも本当にリーズナブルで、お弁当が380円、おにぎり120円、焼きそば150円、そしてデザートに250円のお団子をつけても、なんと!!1000円からおつりが来ます。

一番人気はサバ弁当。これも380円です。
河村庸市アナウンサー
「この大きいサバ、そしてこのおかずの数で380円、本当に信じられませんね」

味の染みた炒め物など、一つ一つ手は抜きません。お弁当のお味は?
河村庸市アナウンサー
「脂がのっていて、ちょうど良い塩加減のサバです。野菜もたくさん入っていますね。味が濃くなくて、すごく食べやすいですね。これで380円。どうやって作っているんだろう?すごいですね」

一体なぜ、こんなに安くできるのでしょう?
店主 小泉映子さん
「高いのが嫌いで、みんなに安く出すのが大好き。みんなの笑顔も大好きです。お客さんの『あれが食べたい、これが食べたい』を取り入れています」
 
お客さんが野菜などの食材や使わなくなった調理器を持ってきてくれることで、リーズナブルなお弁当を提供できるといいます。

店主 小泉映子さん
「(娘と)2人でずーっとやってきたんですよ。ケンカもするし、ワガママも言うけれど楽しいよね。2人で1人前だからね」

良心的なお弁当は、親子の絆から生まれているようです。
店主 小泉映子さん
「お客さんからのアドバイスでお店を続けられている。感謝でいっぱいです」

お客さんにおいしいものを少しでも安くと、早朝から頑張る母娘が作る“愛情弁当”でした。

続いては、腹ペコさんにおすすめのお弁当屋さんを紹介します。


 
   
  












