城下町の秋を彩る「弘前城菊と紅葉まつり」が31日に開幕し、紅葉と様々なアートが訪れた人を楽しませています。

「弘前城菊と紅葉まつり」は開会式が行われ、青森県弘前市の櫻田宏 市長や関係者が出席し、リンゴが浮かべられた手水鉢を前にフラワーセレモニーで開幕を祝いました。

2025年は伝統的な菊人形が姿を消しましたが、熊本県を拠点に活動する団体が手掛ける「竹あかり」などが新たに設置されています。

メインシンボルとなっている「綾山玄武」は、水を象徴する霊獣・玄武をテーマにしていて、花と竹組みが響き合う津軽らしい作品に仕上がり、中に入るとまた違った雰囲気を出します。

訪れた人は
「天気もこのままずっと続いて、もっと明るいともっと雰囲気が違うんですよね。すばらしい作品だと思っています」

弘前市 櫻田宏 市長
「弘前の秋を代表する『弘前城菊と紅葉まつり』。様々な新しいものを取り入れながら工夫を凝らして演出しています」

「弘前城菊と紅葉まつり」は11月9日まで行われます。