幼少期は「村中で缶蹴り」 偶然目にとまった大学の掲示板が人生の転機

城戸の幼少期は、旧南郷村の豊かな自然の中で育った。

城戸理加さん
「中学生、高校生ぐらいまでがみんなで村中で缶蹴りしたりとか、田んぼ野球をしたりとか、そういう環境で育ちました」

自分の住んでいた地域はダムに沈み、別の場所へ移動して中学に通った。その頃から、料理番組を見るのが好きだった。

城戸理加さん
「料理番組が非常に好きだったので欠かさずに見ていたんですけど、(料理を通じて)日本のどこかっていうよりは、世界中のいろんな所にいろんな物があるっていうことに興味があったのではないかと思います」

漠然と広い世界を見てみたい気持ちがあふれていた頃、北海道の大学に進学。3回生で卒業する単位を取り置いていた頃、大学の掲示板で交換留学の募集を見つける。