青森県平川市の自宅で、中学生の娘の背中などを包丁で刺して大けがをさせた母親の裁判についてです。23日は被告人質問が行われ、母親は娘に包丁を向けた理由について「私の話を聞いてほしかった」と語りました。
平川市の飲食店従業員・桑田飛鳥 被告(34)は2024年1月、自宅で中学生の娘の背中などを包丁で刺して大けがをさせたとして傷害の罪に問われています。
23日の公判では被告人質問が行われ、事件当時、桑田被告は娘に夕飯の支度で手伝いを頼んだものの、うまく意思疎通ができなかったとしたうえで、包丁を向けた理由について「私の話を聞いてほしかった」と語りました。
また、「当時は自分の感情がコントロールできず、いっぱいいっぱいだった」「刺そうと思って刺したわけじゃない」と説明しました。
11月6日の次の裁判では、求刑が行われる予定です。