「お客様が僕を頼ってきてくれることがうれしい」
外商マンとしてお得意様に接することについて久場さんはどんな思いを抱いているのでしょうか。
(大丸心斎橋店・外商員 久場璃輝さん)
「やっぱり面白いなと思います。大きな商談をいただけた時もそうですし、金額にかかわらず、お客様が僕を頼ってきてくださることがまずうれしいですね」
今、外商も少しずつ変わり始めています。取材した日の勉強会ではBanksy(バンクシー)の「NoBallGames(税込み3190万円)」などの現代アートを学びました。
単価が高く、若い富裕層にも人気で、外商でも新たな取り組みとして扱われています。
“180万円の現代アート作品”を成約
そして6月18日のアート催事の日。
(大丸心斎橋店 お得意様営業部 小河貴行マネジャー)
「会期中の動員組数が500組、(売上)1億6000万の目標を掲げて挑んでおりますけれども、初日からお客様の来場は非常に順調です。今日・明日2日間、よろしくお願いします」
会場には若い顧客の姿も目立ちました。様々な現代アートを並べ、それぞれの作品の良さを伝えながら販売するのは、久場さんにとっても新鮮な経験です。
久場さん、初めて高額な現代アート作品の成約に至りました。
Mr.Brainwash(ミスターブレインウォッシュ)の「BalloonGirl」約180万円の作品です。
一流の外商を目指し、久場さんの修業の日々は続きます。