
松井さんは、選手本人に考え行動させる「内的コントロール」が重要とし、「傾聴する」「支援する」「励ます」「尊敬する」「信頼する」「受容する」「違いを交渉する」の7つの習慣を身につけたいと話します。
中でも、「励ます」方法としては、試合前の激励のショートスピーチ「ペップトーク」が最適とのこと。
流通経済大学ラグビー部アドバイザー 松井英幸さん
「大谷翔平さんのあのWBCのときの言葉です。『僕から1個だけ、憧れるのをやめましょう。憧れてしまっては超えられないので、僕らは今日超えるために、トップになるために来たので、今日1日だけは、彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。さあ行こう』これ皆さんご存知だと思います。実はこれは、まさしくペップトークなんです」
アメリカでは当たり前のように行われている「ペップトーク」。日本の指導者も学ぶべきだとしています。