
流通経済大学ラグビー部アドバイザー 松井英幸さん
「人の動機付けは、外側から相手を変えることができます。『自分は正しい。相手が間違っている。相手を正すことは正しい』という考え方です。これを選択理論心理学では、外的コントロールといいます」
松井さんは、パワハラにつながる「外的コントロール」の致命的な習慣として、「批判する」「責める」「文句を言う」「ガミガミ言う」「脅す」「罰する」「目先の褒美で釣る」の7つを挙げました。
流通経済大学ラグビー部アドバイザー 松井英幸さん
「この外的コントロールを聞いたとき、これは俺のことを言われてるのかというぐらい、私はこの致命的な7つの習慣を使いこなしてました。目先の褒美で釣る。『おい、試合に勝ったら明日休みしてやるぞ』。そんなことを言ってた自分がいました。やはり私たちにとっては楽ですよ。『やれ』『四の五の言わずやりゃいいんだ』。簡単ですよね。こういうふうに私たちは指導していました。そして、短期的であるが効果が出ます」
ではパワハラをしないために、どうするべきなのか?