避難所も男性中心に、女性のニーズはどうするのか

ホラン千秋キャスター:
この水分に関しては、断水が続いているところだと水が限られていますし、お手洗いにも行きづらいと、できれば水分を摂らないようにしてお手洗いに行く回数も減らしてなどと考えてしまう方も多いと思います。

本当に「こういったリスクがあるよ」と、みんなで可能な限り支えていけるようになってほしいですね。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
こういう情報をしっかり提供して、やはりトイレの問題や人の手当などの環境整備にもう少し力入れてもらいたいですよね。

井上貴博キャスター:
避難所などを取材していても、避難所の運営はどうしても男性が中心になりますよね。

そうすると女性のニーズがなかなか吸い上げられない。例えば、生理用品はどういう状況なのか、子育ての状況はどうなっているのかなど。

あと住民の方に連絡を取ると、やはり性被害を訴える方がもう出てきている。そういうことの目配せを、政府ができるかというと難しいでしょうし、自治体なのかどこなのかわからないですけど、もう少し何とかならないかと思いますね。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
熊本地震(2016年)のときもそうでしたが、担当者自身も被災しているので、とにかく人手が足りないんですよね。そこの部分をもう少し政府側でカバーするということをやってもらいたいんです。

もちろん、女性目線のところも少し足りないところだと思うので、気を遣ってもらいたいですね。