俳優の兵頭功海さんが主演する映画「18歳のおとなたち」が、成人の日である1月8日に「新成人を祝う会」を開催。兵頭さんのほか、メインキャストの三原羽衣さん、黒田昊夢(くろだ・ひろむ)さん、久田莉子さん、佐藤周監督が舞台挨拶に登壇しました。

本作は、成人年齢が18歳に引き下がり、大人と子どもの狭間で葛藤し問題を抱える若者たちが、映画作りを通して成長していく姿を描いた、実話に基づくストーリーです。
作品のコンセプトもあり、この日のイベントには新成人100人が招待されました。

冒頭、兵頭さんは“2024年、新年早々始まって心がギュッと痛くなるような、僕らが辛いと言うのは失礼かもしれないんですけど、そんなニュースがたくさんあって。SNSなどで何て言葉を出せばいいんだろうと迷っている瞬間がありました“と、能登半島地震などのニュースに心を痛めていることを告白。

“そんな中、僕が去年の年末までやっていたドラマ「下剋上球児」という作品を見て『避難生活で辛いけれど見返して、その瞬間だけは時間を忘れられて、辛いなか頑張っています』というメッセージが届いて。この仕事をやる意味って、こういうことなのかなと。この「18歳のおとなたち」という作品も、そういう方々や今日集まってくださった皆さんの心を動かすきっかけになったら“と熱く語りました。

イベントでは、黒田さんから“(兵頭)功海くんが、寒くて眠くて撮影の合間に(黒田さんと)2人で小っちゃな布団にくるまって寝ている写真がフォルダから出てきまして“と、撮影中の仲良しエピソードが飛び出し、兵頭さんが思わず照れ笑いする場面も。
さらに兵頭さんが、“(撮影が)終わってから、僕が服買いに行きたいなと思って(黒田さんに)急に電話して『今日服買いに行くんだけど来ない?』って、ついてきてもらって、ラーメン食べに行って、服買いに行ったりしたよね“と、撮影終了後も私生活で仲良くしていることを明かしました。

最後に兵頭さんは、新成人に向けて“僕は今25歳なんですけど、僕もまだ大人ってなんだろうなって分かりません。だけど、どんな人間になりたいか、どんなふうに生きていきたいかは自分が決められることなので、自分がやりたいことを信じて、自分らしく大人になっていったらいいと思います。僕もそうなれるように頑張るので一緒に頑張りましょう“とエールを送っていました。

イベントにはほか、YouTuberヘラヘラ三銃士のメンバー、ありしゃんさん、千葉県八街市議会議員の後藤祐樹氏も参加しました。
【担当:芸能情報ステーション】