最大震度7を観測した能登半島地震で、滑走路にひび割れが見つかった石川県輪島市の能登空港で、5日、仮復旧工事が始まりました。石川県によりますと、数日以内に自衛隊機の発着が可能になる見通しです。一方、羽田空港との定期便2往復の再開は早くとも今月25日以降の予定です。

また、石川県七尾市と穴水町を結ぶ第3セクターの「のと鉄道」に対し、国土交通省は、鉄道調査隊(RAILFORCE)を9日に派遣し、現地調査と復旧を支援します。
のと鉄道は七尾駅のホームが損傷するなど、運転再開のめどが立っておらず、RAILFORCEは新幹線建設などで培った技術力を生かして、復旧を後押しすることにしています。