戦火を越えた先の“未来”にウクライナの芸術を繋ぐ

今、ウクライナ国立バレエには「自分の国の文化を大事にしたい、歴史に残したい」と考える10代、20代ダンサーがとても多いという。そんなダンサーに芸術監督の寺田さんは積極的にチャンスを与えている。
芸術監督 寺田宜弘さん
「私は団員に夢を渡さないといけない。そうすると団員たちが幸せになり、その幸せを観にきた人たちに幸せを渡す。全てを一つにしないと、この苦しい時代に素晴らしいものはできないと思うんですね。」
終わりの見えない戦争からウクライナの文化の“灯”を後世に繋ぐため、名門バレエ団の挑戦は続いていく。
