「ミッション型の内閣」なら野党賛同が得られるのではないか
――その中で、どうしても今、例えば泉総理、あるいは立憲民主党の政権っていう声は上がってこないです。これは何で?とご自身で分析されていますか?
(泉健太氏)やっぱり政権を取るためには副大臣、政務官だけでも60人ぐらい必要なんです。大臣も入れたら、80人ぐらいになるわけです。そう考えると立憲民主党の国会議員の数があまりに少なすぎるので、政権を担えるというふうには、今の時点では思ってもらえてないというところが根本的な問題だと思います。
でも議席が増えてきて、層が厚くなれば、当然政権担えるねっていう話になってくる。でも次の総選挙で野党が力を合わせれば、やっぱりボリュームは作れるし、ミッション型の内閣であれば、私はそれは多くの野党にも賛同していただけるんじゃないかと思うので、それを明確にして戦うっていうところで、各党にも要請をしていきたいなと思います。
(武田一顕氏)議席を増やさなきゃ政権は取れないです。議席を増やすためには、例えば維新とどうにかしなきゃいけない。私が聞いてるところでは、例えば小沢一郎さんは維新の幹部と、何回か食事して意気投合したりしていると聞きますが、泉さんはそういうことをやったり、例えば維新とは何か考えていますか。
(泉健太氏)実は、それくらいのことはやってますよ、小沢さんだけがやってるって話ではないし、真剣に今の執行部同士で様々なやりとりはしています。もちろん今の時点で全て合うわけではないですけれども、それぞれの政党が真摯に努力しているというのは、日頃からやっています。
――次の総選挙では、維新との関係もいいところまでいけそうですか。