「自民と立憲、大きな違いは、党職員の優秀さ」
(泉健太氏)これは、維新の側の考え方もあるでしょうから、そう簡単ではないところもあるんじゃないか。我々は万博のことについては指摘をしているところもあるので、そういうものをお互い持ちながら、でも大義である「政治改革」とか「教育の無償化」をまずやろうというところで、合意というのはできるんじゃないかと思っています。
(立岩陽一郎氏)辻元清美さんが選挙で負けたとき、ラジオ番組でご一緒して、辻元さんに言ったのは、「自民党と立憲民主党の一番大きな違いは、実は党職員の優秀さなんです。自民党は、我々が見えない職員の官僚組織ってのがすごく、霞が関とやりとりもする。で、僕がそのとき言ったのは、政党交付金は何のためにあるのか、党の政策立案能力を高めるためなんです。
だとしたらこれを使って人材を育ててほしい。例えばシンクタンクを野党で一緒につくったり、2000万円ぐらいのお金出して、大学の研究者とかを引っこ抜いてきて、政策を作って、発表していく部分を出してほしい。そうじゃないと、いつまでたっても次の選挙で頑張りますっていうだけで終わります。もっと長期的に二大政党の一翼を担うっていうふうにしてもらわないと、状況は変わらない。変わらないのは罪で、政治に対する信頼どころか、希望も夢もなくなったら、日本は終わります。