数々の感染対策…消毒液やマスク、アクリル板はどこまで効果があった?
【名古屋・中区 2023年11月23日】
名古屋市中区のふぐ料理店「晴快荘」でうかがうと…感染対策として大量に購入した、消毒液やマスク、アクリル板は、今は倉庫に。



(大石邦彦アンカーマン)
「消毒はどこまで効果があった?」
(愛知県立大学 清水宣明教授)
「コロナに関して言えば、ほとんど効果はありません」


(愛知県立大学 清水宣明教授)
「というのも、こういう環境の表面などにウイルスがついていて、それを触ることによって口や目に持っていって感染してしまうことは、まず確率的にも考えられないんです」
新型コロナウイルスが接触感染することは「確率的にも考えられない」とのこと。

(愛知県立大学 清水宣明教授)
「常識的な手洗いや消毒はエチケット的にも良いと思うが、コロナに特化した過剰な消毒などは必要なかった」

また、国の推奨で、あらゆる場所に置かれた“パーティション”については…
(愛知県立大学 清水宣明教授)
「新型コロナの場合にはパーティションでは止められない」

(愛知県立大学 清水宣明教授)
「新型コロナの感染は最初、飛沫感染だと言われました。飛沫はこういう風に飛びますので。(粒が)大きいのですぐ下に落ちてしまう」



(大石アンカーマン)
「ただコロナウイルスは飛沫ではない」
(愛知県立大学 清水宣明教授)
「はい。こういうふうにすぐには落ちない。もっと粒子が小さくて空中を漂う」
