児童の両親「学校は警察じゃないと言われてしまった」

MBSの取材に応じた女子児童の保護者。

学校の対応についてこう話します。「(蹴った)加害児童が『やっていない』と言うし、調査できないということだったんですね。(学校に)お願いしたんです、調査をしてほしいと。そしたら『学校は警察じゃない』と言われてしまった」

女子児童は、その後もからかいなどを受け、去年9月には適応障害と診断されました。保護者が調査を要望して、去年12月にようやくいじめの重大事態として認定したということです。

また、担任がノートに書いた内容について、両親は困惑したと話します。

(女子児童の保護者)「娘は心の叫びというか、だいぶ追い詰められていると思うんですよね。助けを求めていたと思うんです。『You can do it』っていう意味合いが全く理解できない」

市教委の聞き取りに対して、担任は「女子児童を励ますつもりだった」などと説明したということですが、一連の対応について保護者は憤りを感じています。