奈良市の小学校で、女子児童がいじめを受けて重大事態に認定されていたことがわかりました。

児童の担任は、自殺をほのめかすノートに“花マル”をつけて返却していました。

奈良市教育委員会などによりますと、市立小学校の当時3年の女子児童は、おととしから去年にかけて同級生から足を蹴られてケガをするなどのいじめを受け、学校側は去年12月、いじめの重大事態に認定しました。

去年6月、女子児童は当時の担任に対し、「わたしは死ねばいいのに」などと記載したノートを提出したところ、担任は“花マル”をつけたうえで、「you can do it(あなたならできる)」などと書いて女子児童に返却するなど、不適切な対応をとっていたということです。