インパクト大!その鍋の正体は…?

最後にやってきたのは、熊本市内中心部の銀杏中通りにある「炭火酒家 祭音(すみびしゅか さいおん)」。 沖縄料理をメインにした居酒屋です。
早速お目当ての鍋を注文、蓋を開けてみると…。鍋のスープは真っ黒!

リポーター「何ですか、この黒いの?」
炭火酒家 祭音 新田憲男さん「イカ墨です」
なんと、その正体は「イカ墨」。イカ墨と和風だしを合わせたスープにイカやエビ、豚肉などが入っています。
これをしばらく煮込むと、想像以上に黒いお鍋に。

新田さん「服に付くと取れなくなりますので、食べ方には気をつけてください」
見た目は真っ黒なスープのお味は?

リポーター「味わいは普通の出汁とちょっと変わりますよね。グッとした強みがちょっとまろやかに感じられる。独特かもしれません、感じたことのない出汁の味」
具材の豚肉をいただきます。

リポーター「おいしい。とてもイカ墨のスープと相性がいい。イカ墨のパスタは聞きますけれど、鍋というのは珍しいですよね」
新田さん「私が沖縄出身で、沖縄の伝統料理としてイカ墨汁があるんですよ。そのイカ墨を使って他の料理を作ろうと思いイカ墨鍋を作りました」

リポーター「こんな黒い鍋見たことないですもんね」
シメは「チーズリゾット」。まろやかなだしとチーズの塩味が相性抜群なんだとか。

リポーター「忘年会なんかでこういう黒い鍋でみんなでワッと盛り上がると、来年の運勢も良イカもしれない、イカだけに(…)」