『後悔は山ほどある』と話していましたね、何を後悔している?

弁護側に続いて、検察官が質問に立った。

検察官「先ほど、『あまりにも浅はかだった』と言いましたが、どのような点が浅はかだったと思いますか?」
青葉被告「やはり、ひとりひとり被害者の人には顔や性格、生活があると思っているので、それを考えず火をつけて、恨みがあるとはいえ、やるのはあまりにも考えが浅いと言わざるをえないと考えております」

検察官「先ほど、『後悔は山ほどある』と話していましたね?何を後悔していますか?」
青葉被告「少し我慢というのを覚えた方がいいという部分と、恨みや憎しみがあってそれを果たしたとして、『ふざけんな』という思いが残るかというとそうではなく、逆に『他に方法がなかったか』と思うので後悔が残ると思います」

そして、青葉被告が事件を起こす動機となった“小説をパクられた”という主張について、2人の精神鑑定医師がいずれも「妄想」だとしたことについて問われた青葉被告は、「自分の目の前にあったことが事実だったのかということに自信がなくなった気がした」と答えた。