平均552円→1000円以上に?(2050年)

高柳光希キャスター:
沖縄で取材をしてきて、又吉さんも一色さんもおっしゃっていたんですが、まずは沖縄でコーヒーが作られていること、そして2050年問題を抱えているということ、この二つをぜひ皆さんにも知ってほしいということでした。

そして、「2050年問題」というのは世界的に大きな問題なので、沖縄だけではなかなか解決はできないんだけれども、何か沖縄で作った知見が活かせたらなというふうにも話していました。

日本 コーヒー消費量 世界4位〉※全日本コーヒー協会
・BIKAS COFFEE 600円(東京・文京区)
・東京の平均 552円(総務省統計調査)
→2050年には、1000円以上に?

全日本コーヒー協会によると、日本のコーヒー消費量は世界4位ということです。
27年後の、2050年には1杯1000円以上になるのではないかということも言われています。コーヒーが高価な飲み物になってしまうかもしれません。

BIKAS COFFEE 管勇輝さん
「飲みたくても飲めなくなる人がでてくるのではないか」

井上貴博キャスター:
取材VTRに、沖縄では1本の木から獲れる量が少ないとありましたけど、あれは改良していけば、ある程度の量を獲れるようにもなり得るんですか。

高柳キャスター:
今はそのようにいろんな品種を重ね合わせて、沖縄の気候にも耐え得るようなものを作ってはいるんですけれども、まずコーヒーの木を作るのに5年スパンで考えなければいけないということなので、そのPDCAがなかなか回っていかないというのが現状ですね。

井上キャスター:
でも世界でリスクを分散させて選択肢を広げる。あと沖縄産というものもブランドになりそうですし、可能性はあるのではないかと感じます。

田中ウルヴェ京スポーツ心理学者(博士):
沖縄産を貴重なものにするということは可能ですよね。どんなものであっても、(コーヒーは)やはり飲みたいですから。
要するに、安価に飲まない、大事に飲むということですよね。

ホランキャスター:
やはりこれを製品化していくという意味では、毎年必ず安定供給をできるかどうか、その土地であったり、気候というところとどう向き合っていくのかというのは、常に生産者さんの課題ですよね。