「黄金の3年間」でどっしりやるべき

――中野先生は岸田総理の対策に関してはどんなことを思いますか。

(神戸学院大 中野雅至教授(元厚労官僚))今の豊田さんの意見に100%同意です。ただ、この点に関して岸田総理を責めるのはやっぱり酷で、やっぱりアベノミクス以降の政策をどう転換するかが問われていて、生産性向上、円安を含めて経済政策は1年でどうにかなる問題でなく、中小企業のあり方も含めて賃金はすごく複雑で、大企業を上げても、中小は上げられないとか、中小企業の数が多すぎるんじゃないかとか、複雑な問題がいっぱいあります。

選挙に勝って「黄金の3年間」があるんやったら、本来は腰を落ち着けてどしってやるべき。それでもなかなか解決しないだろう。当面は金融政策です。金融政策が本当に転換できるかどうか、どれだけ緩やかにやるかがポイントだと思います。(2023年10月23日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

◎豊田真由子:元衆議院議員 東京大学法学部卒 厚労省在職中にハーバード大学に留学 自民党議員時代は安倍晋三元総理と同じ派閥(清和会)に所属