クルーズ船内でテロが発生した事を想定した対処訓練が、宮古島市で行われました。

宮古島市の平良港に停泊するクルーズ船で行われたテロ対処訓練には、宮古島警察署や民間の遊覧船事業所など5つの機関・団体が参加しました。

訓練は、クルーズ船に刃物を持った不審者が乗り込んできて、船員に出港を強要し、乗船客に負傷者が出た事を想定して行われ、参加者は警察への通報や、操舵室への侵入阻止、そして不審者を確保し負傷者を搬送するまでの一連の流れを確認しました。

宮古島では、今週末にも大型の船が入港するなど、クルーズ船の寄港がコロナ禍前の状況に戻りつつあることから、警察など関係機関は万が一の事態に備え警戒を強めています。