レギュラーガソリンの全国平均価格が1リットルあたり185円60銭となり15年ぶりに過去最高値を更新しました。これに対し、岸田総理は新たな措置を導入し今後、価格を175円程度に抑える考えを表明しました。

「1回入れるのに、1000円くらい高くなった感じ」

ガソリンスタンドの店員
「レギュラー満タン入ります」

上がり続けるガソリン価格に、ドライバーの嘆きが止まりません。

ドライバー
「めっちゃ高い。1回入れるのに、1000円くらい高くなった感じ。お財布に響いてきちゃいますよね」

ドライバー
「こんな高かった記憶がむしろない」

8月30日に発表されたのは、8月28日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格です。
1リットルあたり185円60銭でした。前の週と比べて1円90銭高くなっています。

これで値上がりは15週連続。
2008年に記録した185円10銭を超えて、15年ぶりに過去最高値を更新しました。
※資源エネルギー庁より

原因は、▼歴史的な円安により原油の輸入価格が上昇した上、▼政府が石油の元売り会社に支給しているガソリン補助金を段階的に縮小したことなどが挙げられます。