「ガチで調べました」 関ケ原町が作った東西文化の調査報告書
ところで、関ケ原町は同じように「関東と関西の境界線」を主張する関市についてどう思っているのか?
(関ケ原町地域振興課・川島行彦さん)
「個人的には“東西の分かれ目”と言われると、関ヶ原も食文化の分かれ目でもあるし、ジェラシーというかライバル心はある。ウチはこういうものを出しています。東西文化の調査報告書」


これは関ケ原町が6年前に作成した「東西文化」の調査報告書。“関東と関西の境界線”であることを裏付けるために、関ケ原町と西隣の滋賀県米原市などそれぞれの住民からアンケートを取り、食文化や言葉などの違いを徹底的に調査しました。
例えばカレーに入れるお肉は、関ケ原町側では半数以上が関東で一般的な“豚肉”だったのに対して、米原市側では半数以上が関西で一般的な“牛肉”という結果に。
また、「マクドナルド」の呼び方は関ケ原町側では約8割が「マック」、米原市側では半数以上が「マクド」という結果になりました。

(関ケ原町地域振興課・川島行彦さん)
「ガチで調べました。内容は深いです」
(関市観光課・林拓海さん)
「(Q関ケ原町の調査報告書になりまして…)牛肉が西に多い。へぇ~。一応、人口重心地が関市にありますので、それで見れば関市なのかなと」
(関ケ原町地域振興課・川島行彦さん)
「広辞苑の第7版にも書いてあるが、不破関、鈴鹿関、愛発関の古代の関所があるが、それよりも東側を関東と呼んでいるという記載がある」
(関市観光課・林拓海さん)
「人口の中心という意味では、関市の方が一歩上手なのかなと」

