安松裕一 記者
「川と川の間のこの一帯、実は田んぼだったということです」

砂利だけとなった中州。地元の人によると、元は護岸があり、一面田んぼだったということです。しかし、全て流されてしまいました。

鳥取市佐治町では農機具を置いていた小屋が、大雨によって流されてしまった人もいます。

住民
「共同で使っている農機が流されてしまって、今年の稲刈りどうしようかと思っています。途方に暮れている…なんとも言葉がない」

八頭町でも、収穫前の田んぼが崩落してしまい、稲が流されてしまいました。

土江諒 記者
「八頭町に来ています。田んぼの横側が濁流に削り取られていることが分かります。そして、田んぼに続く橋があったということなんですが、こちらも流されてしまいました」

川沿いの田んぼが護岸ごとえぐり取られてしまい、稲も流されてしまいました。収穫は来月に控えていました。

田んぼの持ち主
「うわーなんだこれは、と思いました」
収穫できそうですか?「分かりません。橋が流されて向こうの田んぼに行けないので、分かりません」