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 ホルモン焼きの匂いが漂う精肉店。そのショーケースに並ぶお肉にはちょっと珍しいものもあります。西成区には沖縄にルーツを持つ人が多く暮らしていて、豚のタンや豚足なども人気なのです。

 (大江さん)「大正区ほどじゃないけど、けっこういてる」

 準備をしていると1人目のお客さんがやってきました。近くに住む顔なじみの客です。

 (大江さん)「この人も沖縄の人やねん」
 (仲村渠さん)「連れ合い(夫)が沖縄。夫の両親が沖縄から出てきて、こっちで連れ合いは生まれて、二世なんですよ」

 仲村渠砂絵子さん。毎年沖縄の風習にならってお盆を迎えていて、この日はその食材を買いに来たそうです。

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 (仲村渠さん)「ラフテー(豚肉の角煮)をみんなが楽しみにしている。皮付きの豚を使ってね、泡盛と醤油と黒砂糖で炊くんですよ。3日がかりで作るんです。評判ですよ」

 とろっとろになるまで煮込んだ自家製のラフテー。今年のお盆も親族が集まり、仲村渠さん手作りの沖縄料理をみんなで堪能したそうです。