中国の国家安全省は軍需産業に勤める中国人をスパイ行為で摘発したと発表しました。中国では先月、改正反スパイ法が施行され取り締まりが強化されています。
中国国家安全省の発表によりますと、軍需産業に勤める52歳の中国人は重要機密を知っていた人物で、アメリカCIA=中央情報局のスパイと何度も秘密裏に接触し、核心的な情報を大量に提供、見返りとして多額の報酬を得ていたとしています。
発表では接触の手口も紹介されていて、摘発された中国人は留学先のイタリアでCIAのスパイと知り合い、一緒に旅行やオペラ鑑賞などをするうちに西洋の価値観を植え付けられたとしています。
そして、家族のアメリカ移住などを条件にCIAへの情報提供を求められるようになったということです。
中国では先月、改正反スパイ法が施行され、スパイ行為の取り締まりが強化されていて、国家安全省は「国家の安全に危害を与えるあらゆる違法行為は厳しい処罰を受ける」と強調しています。
注目の記事
「ランドセルは潰れ、血まみれに」翔樹くん8歳の命奪った信号無視のクレーン車 母親が語る“あの日” 事故当時お腹の中に新たな命が【交通事故根絶へ・前編】

【独自取材で判明】全国214の政治団体が収支報告書「2年連続未提出」で事実上解散 「法律を知らなかった」「把握していなかった」政治とカネへの甘い認識 開き直る議員も...

「武蔵が沈んだ…」部下を思い、涙した初代砲術長・永橋爲茂 戦後なぜ、家族を残し一人島で暮らしたのか #きおくをつなごう #戦争の記憶

「BYD」「テスラ」米中2大EVメーカーが北海道進出《なぜ?》「北海道はブルーオーシャン」寒冷地でEVは普及するのか「ノルウェーでは93%のEV浸透」

「ニュースのYouTubeで自分だと…」50年前の一番乗り兄弟を発見!決め手は“広島カープの帽子” 新潟・阿賀野市『サントピアワールド』

忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖









