実際の列車監視に改札業務を体験『すごく緊張…』

 迎えた駅長体験の当日。お気に入りの近鉄特急「青の交響曲」に乗って奈良県の下市口駅に到着しました。

 (光くん)
 「すげえ緊張する。自分のせいでダイヤ遅れたらどうしようかなとか」
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 さっそく制服に着替えますが、光くんはとにかく緊張しているようです。

 (光くん)「ちょっと迷惑かけてしまうかもしれないですが、1日よろしくお願いします」
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 早速、業務開始です。最初の仕事は電車のドアがしっかり閉まっているかなどを確認する『列車監視』。電車の安全運転には欠かせません。光くんは不安でいっぱいの様子です。

 そこへ電車がやってきました。はたして…。

 (田中駅員)「(信号の)赤が青になったら出発よしって」

 と、そこへ乗客が…。

  (光くん)「見えねえ見えねえ!」
 (田中駅員)「はい青くなった、よし!」
  (光くん)「よし!」
 (田中駅員)「扉閉まっているか見てください。車掌さんにもう1回、よし!」

 なんとか電車は無事に走り出しました。

 (光くん)「すごく緊張した…」
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 ほっとしたのも束の間、次は『改札業務』です。

 (光くん)「こちらで切符を回収させてもらいます…あぁ…」

 なかなかお客さんの流れがつかめないようです。

 (光くん)「ありがとうございます…」

 緊張のせいか声も小さく、うまく声掛けすることができません。

 (光くん)「切符回収できなかった…」
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 このほかにも、駅務室の『機械見学』で機械について教えてもらったり、実際に『切符販売』をしてみたりと、初めてのことばかりで大忙し。汗びっしょりです。