福岡県の中学校で数学を教えていた男性職員が、偽造した教員免許を見せて任用されていた疑いがあることが分かりました。

きのう夜、福岡県須恵町では、町立中学校の60代の男性職員に関する保護者説明会が開かれました。

町の教育委員会などによりますと、男性職員は教員免許状の写しを提出し、数学の学習補助をする職員として任用され、今年4月からこの学校に勤務していました。

しかし、保護者から教員免許を持っていないのではないかという指摘があり、町が聞き取りをしたところ、あいまいな回答をしたため男性職員を自宅待機としました。

警察は、男性職員が教員免許を偽造した疑いもあるとみて捜査しています。