「出店しやすい・物価高・コメの安定供給」がブームの背景
(ホットペッパーグルメ 外食総研・有木真理上席研究員)「事業主側からすると比較的簡単なオペレーションでお店が出しやすいので、一気にお店が展開しやすいっていうのも、これだけ一気にブームになった背景にあるのかなと思います」
また、長引く物価高も、おにぎり人気の追い風になっていると言います。
(ホットペッパーグルメ 外食総研・有木真理上席研究員)「物価が上昇している中でお米の値段って安定しているので、安定供給できることで、今お米自体がすごく何か再度注目されてるなって思います」

さらに具材のアレンジのしやすさやSNS映えも影響しているそうです…
(こでまり・後藤万吉オーナー)「こちらは、先週から販売を始めた鶏めしさんどです」
具材をお米で挟んだおにぎりサンドを販売する別府市浜脇の「こでまり」では、スパムや卵を挟んだポークたまごの白ご飯を鶏飯にアレンジした新商品を先週から販売しています。

(こでまり・後藤万吉オーナー)「当初(1年前)は6種類からスタートしたんですけど、現在は10種類まで、増やしております。皆さんインスタグラムに載せていただいたりとか、広めていただいて投稿を見てきましたという方が結構、いらっしゃいます」

日本人には昔からおなじみの食であり、小さくて持ち運びが簡単にできることから今では「究極のモバイルフード」とも称される、おにぎり。人気の理由には様々な要因が絡んでいるだけに、この傾向はまだまだ続きそうです。