売春する場所を提供した疑いで、川崎市の風俗店店長の男らが逮捕されました。店は巨大スカウトグループ「アクセス」から女性の紹介を受けたとみられ、警察が詳しく調べています。

売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、川崎市のソープランド「Quality川崎」の店長・日隈達也容疑者(41)と「DOLCE川崎校」の店長・見代健一容疑者(29)、従業員の浅野龍之介容疑者(32)のあわせて3人です。

警察によりますと、3人は女性が売春すると知りながら、売春の場所を提供した疑いがもたれています。

日隈容疑者らの店については、警視庁からスカウトグループ「アクセス」が女性を1人ずつ紹介していると情報提供があり、警察が捜査を進め、今回の逮捕に至ったということです。

調べに対し、日隈容疑者らは「間違いない」と容疑を認めています。

店はそれぞれ1日100万円以上の売り上げがあったと見られていますが、家宅捜索に入った際に金がほとんどない店もあり、警察は別の犯罪グループへ売上金などが流れている可能性もあるとみて調べています。