まだまだ浸透していない「ヘルメット着用」
千葉陽太記者:
「仙台市の広瀬通です。着用努力義務化が始まってから1か月が経過しましたが、みなさんはヘルメットを着けているのでしょうか」

仙台市の中心部を自転車で通過した人のうちヘルメットを着用している人と着用していない人それぞれの人数を調べてみました。
千葉陽太記者:
「今回1時間ほど調査した結果、着けている人8人に対して、着けていない人は216人でした」

調査の結果、ヘルメットを着用していたのはおよそ4%に留まりました。
ヘルメットを着けていない人:
「(努力義務は)知らなかった。自転車使っていて危険な目に会ったことがなかったので」
「(努力義務は)ちょっと聞いたことはあります。みんな着けているなら着けてみようかな」
道路で警察官呼びかけ:
「自転車はヘルメットかぶるのが努力義務になりました。自分の身を守るものですので」

警察では、5月11日から始まった春の交通安全運動に合わせヘルメット着用の呼びかけを強化しています。
若林警察署 吉武恭史交通課長:
「自転車の重大事故は、当署管内でも発生していますので、事故の当事者になった場合に、被害を最小限に食い止める、そのためにヘルメットはとても大事」

ヘルメットの重要性を身をもって知ったと話す千葉さんは、この状況に・・・。