自転車事故では頭にけがをするケースが多い
それは、自転車で倒れた時に頭を打ちそうになった経験です。

自転車を押すけい子さん:
「この辺で転んだのかな。ジュースを買って出てきたら、ここでこうなって、足つかなくてバターンと。(ヘルメット)なかったらなんかなってしまったんではないかな。打ち身かなにか。なんにもなかったから頭は」

自転車事故では倒れた時に頭にけがをするケースが多いといわれています。出合い頭の衝突を想定し、頭にどのような衝撃を受けるのか検証した結果、ヘルメットを着用していない状態の衝撃は着用した状態のおよそ17倍に上ります。

警察によりますと、県内で去年起きた自転車乗用中の事故の死傷者数633人のうち、ヘルメットを着用していたのは56人。着用率は8.8%と低調です。

また、重傷および死亡者のヘルメットを着用していなかった85人のうちの19人は着用していれば、負傷の程度を軽減できていたということです。
では、ヘルメット着用努力義務化から1か月、自転車に乗る人の意識は変わったのでしょうか。