■産むためだけではなく「すごく気持ちいいものなんだよ」


性教育における日本の遅れが浮き彫りとなりましたが、イギリスではさらに驚きの授業があったと言います。


エリーさん:
マスターベーション、あと避妊ピル、それから例えばジェルだったり、そういう道具とかの話もしてましたね。「こういう道具を使って、お互い気持ちよくさせる」っていう。子どもを産むためだけではなくて、プレジャー。「楽しい」とか「すごく気持ちいいものなんだよ」というのも、先生は私達には伝えています。マスターべションはどういうふうに行われるのかって、女の子はこう、男の子はこうっていう。やり方というか、どうやって自分を気持ちよくさせるかっていうのがマスターべションじゃないですか。だから「プライベートのゾーンを触ったりするんだよ」っていう話し方は、先生は結構オープンに。

つるのさん:
すごい、そんな話するんですか!

エリーさん:
します、します。体育の授業のときには、たまたま先生たち2人、女性がレズビアンのカップルの先生だったんですね。だからLGBTQの話も、その体育の先生たちはしてたんですよ。

高橋さん:
しっかり知識を得れば得るほど、学べば学ぶほど、性行動に慎重になるというエビデンスがありますので、やっぱりちゃんと段階的に教えることが大切だなと思います。

小川キャスター:
もっとオープンに、もっと丁寧に、子どもたちだけでなく大人たちも一緒になって、ということなんでしょうか。