アフターコロナに向け、山陰と韓国、中国を結ぶ定期便再開への期待が高まっています。
こうしたなか、中国のSNSの投稿ワードランキングで、「鳥取」が「京都」や「大阪」を抑え、なんと3位になったことが分かりました。一体、なぜ?

26日午後、鳥取県境港市の米子鬼太郎空港に、韓国ソウルからのチャーター便が到着しました。

小崎純佳キャスター
「国際チャーター便が到着し、空港は多くの観光客でにぎわっています」

4月、およそ3年半ぶりに復活した韓国ソウルからの国際チャーター便。
今回の米子への到着便はこれが最後で、期間中は合計8ツアーで、1200人以上が山陰にやってきました。ツアー客は、水木しげるロードや鳥取砂丘、松江城など、山陰の代表的な観光地を巡ります。

鳥取を選んだ理由を尋ねると…

韓国からの観光客
「大都会よりも、きれいな自然環境や美味しい食べ物がある場所、癒やされる旅行地に行きたいと思って、鳥取を選びました」

定期便は2019年10月から運休していて、復活のためにはこのツアーの成功がカギとなります。

一方、鳥取への注目は、こんなところでも…

NOVARCAが行った調査によると去年3月から今年2月までの間、中国のSNS「Weibo」で「日本旅行の楽しみ方」と合わせて投稿されたキーワードのランキングで、「鳥取」という言葉が「京都」や「大阪」を抑え、なんと3位にランクインしました。

鳥取県国際交流員 徐堯さん(SNS小紅書を担当)
「結果を聞いたときは、「えっ」という気持ちでしたけど、でもコロナ禍後ずっと情報発信をしてきたので、とってもびっくりするほどではなかったです」