■MLB エンゼルス 10ー11 アスレチックス(日本時間25日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルス・大谷翔平(28)が本拠地でのアスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場。4打数1安打、2試合連続安打をマークした。

前日、5試合ぶりの今季5号を放ったエンゼルス・大谷は1回の第1打席、アスレチックス先発、K.ウォルディチャック(25)と対戦。カウント1-1からの3球目、チェンジアップが抜けて大谷の頭部付近へ。大きな声を出して上半身を反らし素早い反応で避けた。大谷は両手を挙げて無事をベンチにアピール、笑顔も見せていた。カウント3-2から152キロのストレートを引きつけてカットするとキャッチャーのミットがバットに当たり今季3度目の打撃妨害。出塁したが、4番・A.レンドーン(32)の打席で牽制で誘い出され、タッチアウトとなった。

このゲームは、3回まで7本塁打が生まれる乱打戦となった。大谷は3回の第2打席、カウント2-0と有利な状況でストレートを狙うが2球ともファウル。捉えることが出来なかった。7球目、151キロのストレートをセンター方向へ。痛烈なヒット性の打球も二遊間に寄っていたショートに捕られた。

2-7と5点を追う6回、無死一塁での第3打席は、1球目のスライダーを豪快に空振り。積極的なバッティングを見せるとカウント2-1から132キロのチェンジアップを完璧に捉え、速い打球速度でファーストの左を抜けるライト線への2ベース。2試合連続ヒットをマークした。大谷が2ベースでチャンスメイクすると4番・レンドーンが2点タイムリー2ベース、8番・C.ウォーラック(31)がタイムリー、9番・Z.ネト(22)が2点タイムリー2ベースと一挙に5点を奪い7-7の同点に追いついた。

7回、第4打席はアスレチックス3人目、Z.ジャクソン(28)と対戦。ファーストストライクから強振していったがボールを捉えられず。カウント2-2から6球目の縦に大きく変化する135キロのスライダーに空振り三振に倒れた。

8-8の同点で迎えた9回、先頭打者で迎えた第5打席。アスレチックス4人目、A.オラー(28)の6球目、152キロのストレートをレフトへ弾き返したがわずかに左側に切れてファウル。7球目の134キロのスラーブも捉えたがセンターライナーに倒れた。大谷は4打数1安打で2試合連続安打をマーク、チームは延長戦の末敗れ、借金1となった。